保健ノート No.1-2 水質汚濁,土壌汚染と健康

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水質汚濁の主たる原因は、私たちの日常生活にともなって出される① です。それに含まれる② が適切に処理されずに、浄化されないで河川などに放流されると③ が起こり、さらに進むと④ やアオコが発生し、生活環境を悪化させます。こんにちの土壌汚染で問題となっているのは、事業所や⑤ などの跡地から検出されたヒ素や⑥ などの有害物質により健康被害が生じる可能性があることです。また、⑤から排出された⑦ が地下水を汚し、それが周辺の土壌をも汚染することが問題になっています。

水質汚濁物質と健康への影響
メチル水銀は、有機水銀化合物なので脂肪に溶けやすく、中枢神経系に障害をもたらす。水俣病の原因物質である。 は、発がん性物質の可能性が疑われている。大量に摂取すると、麻酔作用、肝臓・腎臓障害を引き起こす。ヒ素は、大量に摂取すると、嘔吐、腹痛、口渇、下痢、皮膚の浮腫・充血・着色・角化を引き起こす。 は、腎臓障害を起こし、蛋白尿をもたらす。イタイイタイ病の原因物質である。

が放出された場合、大気は直接的に汚染され、雨などに混じって、近隣の湖沼・海などの水質、さらには田畑や森林を含む土壌を汚染してしまう。放射性物質を含む大気を吸ったり、飲食物を食べたりすることで、体内から被曝し健康に悪影響を及ぼしてしまう。

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 1953年に熊本県水俣湾の不知火海で発生した。日本窒素株式会社水俣工場から② を放出した。食物連鎖の中で③ がおこり、魚介に蓄積しそれを食した人に被害が出た。「猫踊り病」(水銀中毒)は人間に発症し、痙攣、知覚障害、視野狭窄、胎児性水俣病、運動失調、精神錯乱を起こす。精神錯乱を起こすと、「犬のように吠えながら狂い死ぬ」といわれる。
水俣病訴訟 1967年~現在 総公式認定者ー2283人 一時金として1600~1800万円を配布し、年金(生活費)と治療費も配布した。未認定者がいまだに多いのは、届け出をする事で差別をされるのではないかと心配したり、似非水俣病患者が多かったからである。
 1953年 阿賀川流域の化学工場から有害物質が漏れ出て川魚を食べた住民が被害を遭った。
ヘドロ 1960~1970年 静岡県富士市田子の浦港で発生した。製紙カス・廃液が湾の底に堆積し、硫化水素が発生し悪臭や富士喘息などを引き起こした。また大型船の入港が不可になるほど堆積した。
生活排水 食品や油、洗剤などの有機物が河川や海に流れると④ が起こり、プランクトンが異常に発生し、水分中の酸素が減り、魚が窒息死してしまう。
 1950~2012年 富山県神通川流域に金属鉱山から出た⑥ を含む排水が流れてしまい、田で濃縮が起こり、米にまで浸透した。その米を食べると腎臓障害(リン・塩分の再吸収不能)がおこり骨軟化症まで悪化してしまう。2012年に土壌復元工事をおこなった。総費用は407億円であった。

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