[保健] 08 医療サービスとその活用
1 医療の供給と医療保険
1 医療の供給
私たちがけがや病気をしたとき, 必要な医療をいつでも誰もが受けられるよう, 身近に
が設置されています。医療機関には, 医師・歯科医師や看護師のほか, たくさんの専門家(
)がいて, 私たちの健康課題の解決を支えてくれています。
最近では, 医療技術などの進歩によって, 臓器移植にみられるような高度な医療もおこなわれるようになってきました。一方, 献血のように, 私たち自身が医療を支える存在であることも忘れてはなりません。2 医療保険のしくみ
わが国には, 私たちが経済的な理由で必要な医療が受けられないことがないように,
の一部を, あらかじめ一定割合のお金(保険料)を出しあって積み立てた財源のなかから支払う医療保険のしくみ(
)があります。医療機関や薬局の窓口で支払った金額が, ひと月で上限額を超えてしまった場合には, その超えた金額を支給する
もあります。
2 医療機関と医療サービスの活用
1 さまざまな医療機関
医療機関は, 内科, 外科などの診療可能な科目を明示して, さまざまな医療サービスを提供しています。そのなかには, 「○○医院」「○○クリニック」「○○内科」などという名称で, 医師・歯科医師が少人数で診察し, 地域に密着した外来治療を中心とする診療所もあれば, 入院設備や多くの診療科目をもつ病院もあります。私たちは, 医療機関の役割を理解することで, 自分の症状や状況にあった医療サービスを選ぶことができます。
2. かかりつけ医
病気になったときには, 身近に自分や家族の健康状態を把握した
がいると安心です。心身の不調を感じたら, まずかかりつけ医を受診し, 必要な場合にはその医師の紹介を受けて, さらに詳しい検査や専門的な治療が可能な病院に行きます。発熱や咳, 腹痛などの軽い症状で大きな病院を受診する人が多いと, その病院の本来の役割を果たせないといった問題が起こるからです。
3 医療サービスの活用
効果的な医療サービスを受けるためには, 自分の健康状態や問題, どのような治療をするのかについて理解する必要があります。そのため, 医療サービスを受ける際には, 医療関係従事者に対して自分からたずねたり, 自分の症状や希望を正確に伝えたりすることが必要です。最近では, 医師の側からも, 患者に対して必要な情報を伝え, 患者が納得した上での治療(
)がおこなわれるようになってきました。また, 医師の診断に納得ができなかったり, 確かめたいことがあったりする場合には, 別の医療機関で意見を求めること(
)も必要です。