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(1) 図6はMOS FET の構造図を示したものであるが、
このFETはゲートの構造が , , からなるため、頭文字を取ってMOS と呼ばれている。
また、MOSFET の構造が接合形FET と大きく異なる点は、ゲート電極が薄い酸化膜で されていることである。

(2) 図7は、MOS FET の図記号である。
図7(a)は 形 チャネル、図7(b)は 形 チャネルである。
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(1) 図8は、エンハンスメント形MOS FETの動作原理を表している。
図8(2)では、VDSを加えても多数キャリヤであるAの が移動しないのでドレーン電流は流れない。
次に、図8(b)のようにVGSを加え、電圧を高くしていくと、P形領域内に少数キャリヤであるBの が集まる。
さらに VDSを高くすると、図8(c)のように チャネルの通路ができ、ドレーン電流が流れはじめる。
Lが流れはじめるときのVGSの値を 電圧という。

(2) 図9はデプレション形MOS FETの動作原理を示している。
製造段階で が形成されている。したがって、VGS=0でもドレーン電流IDは 。
VGSとしてゲートに加える負の電圧を大きくしていくとIDは する。

(3) 図10(a)ではVGS=0なのでIDは 。この状態を 状態という。
図10(b)のようにしきい値以上の VGSを加えるとIDは 。この状態を 状態という。
このように二つの状態をつくることを 作用という。

